仮想通貨で利益が出ているけど、税金は払わないといけないのかな…
仮想通貨で利益が出ている人は、確定申告が必要となる場合があります。
どのタイミングでしっかりと税金を払う必要があるので、後々後悔しないためにもぜひこの記事を見てください。
仮想通貨の場合は、株や投資信託、FXの確定申告の際と取り扱いが異なりますので、注意が必要です。
この記事では、仮想通貨の税金や、確定申告が必要なケースについてご紹介します。
仮想通貨に税金がかかるタイミングとは?
例)BTCを100万円購入し、130万円に値上がりした後、すべてを現金に変換した。
値上がり差額30万円が課税対象になります。
BTCを100万円購入し、130万円に値上がりした後、すべてをETHに変換した。
値上がり差額30万円が対象になります。
BTCを1000万円購入し、5000万円に値上がりした後、すべてのBTCを使い5000万円のマンションを買った。
買った時点で、値上がり差額4000万円が課税対象になります。
仮想通貨は、持っている通貨を別のもの(現金、別の仮想通貨)に変換した時に、課税対象となります。
今買ったままの仮想通貨を持っているだけでは、課税対象とはならないので、安心してください。
仮想通貨にかかる税金とは?
仮想通貨の売買などで20万円以上の利益(所得)が発生すると、その利益に対して所得税がかかります。
学生や主婦など、扶養されている方は33万円以上の利益が出て初めて課税の対象になります。
2017年4月の資金決済法改正により、ビットコインが決済手段として認められました。
たとえば、ビットコインでPCを購入しその際に利益が生じた場合、課税の対象になります。また、他の仮想通貨と交換し利益が発生しても課税対象です。
例えば、1BTC=10万円の時に1BTCを10万円で購入、1BTCが30万円の時にPCを購入すると…
PCの購入金額30万円(1BTC)ービットコインの取得価格10万円=20万円・・・課税所得
先ほど、解説したように、利益でのPC購入の場合、その利益分に対して、雑所得として、税金がかかることを頭の中に入れておきましょう。
仮想通貨で税金を利確したら
利確したから税金を納めたいけど、どうすればいいの?
仮想通貨で20万円以上の利益を得た会社員の方や、個人事業主の方は、期限内に確定申告書を作成・提出し、納税を行う必要があります。
原則毎年2月16日から3月15日までが期限となります。
<国税の納付期限>
所得税:3月15日
消費税:3月31日(個人事業者の場合)
このように確定申告を行う必要があります。青色申告でしっかりと確定申告を行ってください。
青色申告には、さまざまなメリットがあります。
ぜひ、開業届けの連携も便利な 「freee」を利用してみてください。
まとめ
今回、仮想通貨の税金がかかるタイミングについて解説してきました。
結論、持っている仮想通貨を別のものに変えなければ、税金はかかってきません。
もし、現金に変えたい。別の仮想通貨に変えたいなど、する場合は、しっかりと利益分に関しては、納税することをしてください!
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